子どもたちは本来、「クライミングが好き」「クライミング自体が楽しい」という、

クライミングに対して真っ直ぐな気持ちで取り組んでいます。

子どもたちの心の成長にとっては、この気持ちはレベルや年齢が上がっても変わらない方が、

着実に伸びると思っています

ところが、安易に競技に参加し、競技の世界に巻き込まれていくと、

クライミング自体の楽しさよりも、競技で如何にパフォーマンスを出して上位に食い込んで行くかが、

子どもたちの、そして親御さんたちの、

クライミングに対するモチベーションの源にすり替わって行ってしまうことが多いように思います

私の方から、大会参加を促すようなアナウンスを積極的にしていないのはそのためです。

こうしたことは是非避けたいのですが、とは言え 大会で全力を尽くし、自分の全てを曝け出すことは

非常に大きな糧となります。

なので 指導に細心の注意を払いつつ、年に一度くらいは「大会参加から学ぼう」と

割と長閑な雰囲気の「クライミングコンペオール神奈川」への参加を、毎年お薦めしています。

今年も、その季節がやって来ました

主催の神奈川県山岳連盟は、既に大会告知をしています。

添付しますので、ご確認ください

「クライミングコンペオール神奈川　大会告知」

今年から男子の参加条件が変更になったようで、「11a以上」になってしまいました

女子は変わらずに、10c以上が参加条件のようです。

条件に当てはまる人は「勉強」と思って、是非参加しましょう

健全性を保ちながら 深い学びが得られるよう、全力でサポートします