昨日の11月30日（日）、初中級対象のルートアウトドアレッスン@湯河原・幕岩は

お天気に恵まれて無事終了しました

 

参加者は、りっちゃん（小3）、アキト（小4）、ハルト（小6）、えいと（中3）の4人

早々と申し込んでくれて、この日を楽しみにしていたちほちゃん（小4）は、

前夜から体調不良になってしまって、、、来ることが出来ませんでした。。。 残念

 

岩場に着いて一息してから クライミング開始です

 

今日はアウトドアでのルートクライミングが初めての子どもたちが3人。

トップロープで自然の岩を登ってみましょう

 

今日は、ある程度のことが出来るようになって来ている えいと が来てくれたので、

えいとに登ってもらい、私がビレイをしてトップロープを張ります。

指導者がいる環境下で 支点の作り方や結び替えの回収の仕方などの勉強が出来るので、

えいと にとっても勉強になりますね

リードクライミングが出来るようになってきた子は、こうした役目を積極的にすると、

実力が上がって良いと思います

 

今日は、初体験の子どもたちは「おたまじゃくし」5.6をトップロープで繰り返し登って、

岩に馴染むことを目標に

 

↓えいとがリードで登って、トップロープをセット　先ずは りっちゃん からチャレンジです

 

どこにホールドがあり、どこにスタンスがあるのか　この岩の窪みは、本当に足が置けるのか

馴れないと探すのも時間がかかって大変ですが…　　

りっちゃん、見事初見でテンションもせずに登り切りました

 

次の子が準備に時間がかかりそうだったので、えいと に登ってもらいました。

運よく「シルクロード」や「いんちきするな」がある長い壁が空いたところだったので、

「いんちきするな」5.8を。

受験だったため、アウトドアでのルートが久しぶりの えいと。

今日はひたすら、登ったことのあるルートを マスタースタイルで登り、

回収をしながらリピートするそうです 良い調整になりそうですね

　

 

「おたまじゃくし」5.6では、ハルトとアキトがチャレンジです

 

ハルトは ルートでの浮遊感が苦手で恐怖心があり ルートは大の苦手です

でもボルダーは大好きだし 上手いので、ルートも受け入れることが出来るようになると良いのだけれど。

今日は「経験を積んでほしい」というお父さんのお薦めで、気乗りがしないながらも参加してくれました

 

1回目。「できればやりたくない」という気持ちを抑えてのチャレンジです。

それでもゴール辺りまで行って、硬直しながら降りてきました。

息も「ぜーぜー」言っていて、ちょっと気の毒だったけれど、、、でもね。

ビッグロックスクールでのルートも、以前はこんな感じだったけれど、

今は普通の顔で降りてくるようになったから 慣れれば大丈夫になって行けるのでは

人間、自分の心持ち次第で変わるもの。

逃げずに立ち向かえば、道は拓けるのではないかしら。

　　

 

アキトもルートで高い所に行くのが怖いらしい。

ビッグロックスクールでも、まだルート壁のトップまで行けていないです。

今日は登る前から「どうやって登るの」「どこに足を置くの❓」と心配そうで、

最後には「手と足の場所にシール張って欲しい」（笑）　　気持ちは分かるけどね～

半分くらいのところで降りてきました。

　

 

えいと の自分の登り。

3本目は「サンセット」10aです。

小さかった頃は良いホールドに届かずに、怖い思いをしながら散々苦労したルートです。

今は届くようになりました

 

子どもたち同士で相談して、

りっちゃんが2回目のトライをしてから、ランチタイムにすることになりました

　

えいとの 母さんの愛情弁当が豪華　　　　りっちゃんは、定番となったおいしそうなサンドイッチ

 　

 

こちらは、パパの手作り愛情弁当　

野菜もたっぷりで美味しそうでした

今日はお仕事のお母さんも、安心ですね

ルートクライミングは乗り気でなくても、

こうして暖かい日差しの下で、家族みんなでお弁当食べる、その心地よさを、

原風景として子どもたちの記憶に留めてくれれば良いな～、と思います

　

 

午後は えいと の「アボリジニ」10a

カンテを挟んで登る登り方に、「良く止まってるね～」と周りの大人は感心していました。

　　

 

「おたまじゃくし」では、ハルトも少しでも慣れようと、繰り返し登る努力をしていました

 

アキトは 半分のラインが超えられません

ちょっと諦めるのが早い気がするんだけどな～

 

いつも黙々と繰り返しながら、しっかり技術を身に付けて行く りっちゃん。

最初に登り終えた時は、探りながら登る 馴れないアウトドアでのルートクライミングに

「疲れた～」と言っていたけれど、3回目のクライミングも頑張りました

　

 

「アボリジニ」も落ちずに登れた えいと は「身体が覚えていた」と嬉しそう

「ノリで『帰還兵』も行っちゃおうかな」と、始めのうちは「今日は止めておこう」と言っていた

『帰還兵』10cのトライもやっちゃうことにしました

そして、見事リピート成功　　一方、「おたまじゃくし」のりっちゃんも、4回目のリピート成功

　

 

最後、えいとがトップロープの支点を回収し、結び替えで降りて、

今日のクライミングは終了しました。

 

各自がそれぞれ、自分のやるべきことを完遂できた

今日のアウトドアレッスンだったのではないかと思います。

 

今日 えいとは、トップロープのセットやビレイが私だけだと思って、

お手伝いの気持ちも込めて参加してくれたとのことでした。

ありがとうね　　とても助かりました

 

そしてご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました

りっちゃんママには、写真の提供もご協力頂きました。ありがとうございます。

 

こうした心の寄り添いは、子どもたちにはダイレクトに伝わりますから、

非常に大切なことだと思います