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2025.07.30

【アウトドア合宿レポート】「小川山キャンプ2025」無事終了~2日目~

翌朝。

子どもたちが6時起床の予定を立てたので、

私は5時半に起きてコーヒーを沸かし、子どもたちが起きてくるのを待ちます

 

6時に起きてテキパキ動けば、8時には登り出せて、

たとえお昼ごろから また雷雨になったとしても、

ルートもボルダーも、ある程度満足できるまで出来るかな~

 

6時。

テントの中で声がしたように思ったので「起きたかな❓」

ところがなかなか外に出て来ません。

テントの中でシュラフを畳んだりしているのかな❓

でも 身動きしている気配はなく、テントは静か。…また寝たかな…❓❓

 

主体的な行動がモットーです。言われて行動するのでは身にならない。

なので、子どもたちが自分で目覚めて起きて来るまで待ちました。

7時。起きて来ない。

8時。まだ起きない。

「いい加減起きなさい

喉元まで出かかった言葉を飲み込んで、待ちました。

全ての結果は自分次第。

「転ばぬ先の杖」は子どもたち自身のためになりません。

 

8時半過ぎ。

「あーーーっ やっべぇ~」とテントの中で えいと の声。

ケンタを叩き起こして、テントの外に飛び出して来ました。

最初は慌てていましたが、「全ては自分のせいだよね。」と言う私の言葉に、

落ち着きを取り戻したようでした。

 

急いでテントを撤収して朝食の準備。

メニューは、パンとスープとサラダとフルーツポンチ

 

 

昨夜の残りの肉もサラダに添えて、なかなか豪華な朝食になりました

美味しかったね

 

 

テントを撤収して準備完了

いざ、登りに

となった途端、雲行きが怪しくなり、ポツポツ来出したと思ったら、

ダ――――ッ とバケツをひっくり返したような雨になりました。。。

 

山荘前の東屋に逃げ込んで、暫く待機。

他のクライマーの方々も集まって来て…久しぶりにお会いする知り合いの方もいらして、私は楽しかったですが

 

「あと2時間早く起きていれば…」と頭を抱える リーダーの えいと。

楽しさと真剣さは、心の中で同居させておかなければなりません。

やはり、「ケンタか先生か、誰かが起こしてくれる」と深層無意識のどこかに甘えがあったのではないかな❓

その甘えを排除して行くのが「真剣」になる、ということなのですからね

 

でも えいと がえらかったのは、言い訳をしたり何かのせいにしたり、ということが全くなかったことです。

小学生の時から特別コースに入り、誰もいなくなってしまってからも 一人で訓練を続けてくれている えいと は、

ここに来て 人間性の成長がはっきりと認められるようになって来ました

それと同時に、クライミング力のほうもグッと伸びて来たと思います

 

 

 

これからの雨雲レーダーをチェックすると、暫く止む気配はなく、このまま帰るのではあまりに気の毒。。。

なので、クライマーに評判の良い「肋木」という、廃校を利用したクライミングジムに行くという手もあるよ、

と提案すると、「行きたい」 と2人。

急な出費も伴うので、それぞれのお家に確認をしOKを頂いて、「肋木」に転戦することに決定しました

 

金峰山荘の受付に幕営料の支払いに行くと、支配人の方が「良く頑張ったね」とお土産のシールをくださいました

川上村のマスコットで、頭は天然記念物の川上犬、身体は特産のレタスの「レタ助」と言うのだそうです

ありがとうございます

 

「肋木」は、なかなか雰囲気の良いジムでした

以前はボルダージム、と聞いていたのですが、ルート壁も出来ていて、しかもなかなか立派な壁

子どもたちは、先ずはボルダーから

 

 

 

 

      

 

17時を目処に帰途に着こうね、ということで、16時くらいからルートを

 

 

 

 

えいとのクライミングシーンは、ケンタカメラマンによるものです

 

 

えいと にビレイをしてもらって、私も1本登りました

そう長くはないけれど 壁の形状も工夫されていて、かなり良質なルートでした

流石、イトウさんのジムです

 

そろそろ終わりにしようと帰り支度をしていると、子どもたちが「2階にも部屋みたいのがある

で、上がってみると おしゃれなヨガスペースでした

 

 

ショップも受付も、いい雰囲気です

 

 

最後にジムの玄関で。楽しかったね  帰りも釈迦堂SAで休憩。秩父の山並みをバックに

 

 

自然は、心地よさや美しさや感動を私たちにもたらしてくれるとともに、

思い通りにならないもどかしさや不快さや恐ろしさも同時にもたらします。

 

そうした経験が、自然への畏敬の念を私たちの心に燈し、謙虚さを引き出してくれる。

多感な年齢のうちに こうした経験を重ねることは、人間形成上とても貴重だと私は考えています。

 

今回の合宿では、その自然の両方の姿を経験することになりました。

2人にとって、今後の人間性の成長に繋がる 良い時間となったら幸いです。

 

最後になりましたが、今回、大きなテントとタープを えいと のご家庭にお借りしました。

特にタープは広々と使える優れもので、本当に助かりました

この場をお借りして、心よりお礼申し上げます ありがとうございました

 

 

 

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