1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
昨日は育心塾10月の座学を行いました。
この時間は 子どもたちが より積極的に、心豊かに 人生に向き合って行くためのヒントとなることを提案し、
それをみんなで考えたりして行こうという時間です。
今回のテーマは「意識(頭脳)vs身体~私たちの行動は全て、意識によるものなの⁉」というもの。
以前レッスンの時に小学校高学年の女の子が、「体は全て脳の命令で動いている」と
決めつけるように発言していたことが引っかかっていて…そのことをテーマにすることにしました。
現在はそれが常識となっているかと思いますが、本当にそうなのでしょうか
ベンジャミン・リベット博士によると、人は刺激を受けてからそのことに気付くまで0.5秒かかるそうで、
その0.5秒の間は「無意識下」にあることになりますが、
身体はその刺激に対して、既に0.2秒後には適切な行動を起こしているそうです。
これは意識よりも身体の方が先に対応していることになります。
身体は無意識下できちんと働いているわけですね。
また人間は、人を「守る」べき状況下に置かれると、勝手に身体が強くなって力が発揮できることも、
ある本をテキストにして実験しました。
ただ これは、期待通りの結果になる子とならない子に分かれてしまって、
今日確認したかったポイントがボケてしまう結果となり、失敗だったかな❓と反省しています
今回は、子どもたちにしっかり理解してもらえなかったかも知れないけれど、
地球から「生かされている」私たちの身体はとてつもなく優秀であること、
そして頭脳ばかりに頼らずに もっと身体に任せた方が良いことがたくさんあることに気付いてくれたらうれしいな、
と思っています
今回の内容を伏線として、次回からは数回にわたって
姿勢の良し悪しや心の在り方で 身体が変わり力が発揮できること、
「地に足が着く」ということの本当の意味はどういうことなのかなどについて知ってもらって、
日常を活き活きと過ごしていくための手掛かりにしてもらえたらと思っています。
そういう身体を持つと、身体から来る正しい集中力が生まれて、
クライミングにおいても 良いトライがバンバン出来るようになります
今回のみんなの感想です
クライミングでも、最初にこうしてこうすれば行けるかな、と考えて、実際のぼると思ってたのとちがったときに止まってしまうから、登りながら考えたほうがいいなと思った。(「考える」には、アタマで考えることと、身体で考えることの2種類がありそうですねby福山)
意識と身体のバランスをうまく思いながら生活で活用する。意識とは、身体とはなどということがだいたい分かった。どうやるかは、これから生活の中で自分であみだしていきたい。(この編み出すヒントになることを、次から伝えられると良いな~と思いますby福山)
絶対登ってやろうと思ったり、ここ怖かったなぁーとかの変な事を考えると登れなくなるので、考えすぎず、感覚で登る。僕もサッカーをしている時に感覚でやっている時の方が上手くいっているという記憶がある。それはたぶん次にパスを出すところが無意識のうちに見えているからだ。(とても良い所に気付いていますね。スポーツで「ゾーン」と言われている境地があります。超絶に良い集中に入れている時のことですが、そこに持って行くための方法論が定まっていない。でも、「無意識下」でのことを重要視している日本の武道文化には、そこに迫っている実績があるみたいですよby福山)
クライミングにおいての難しい場所があったら意識的に難しい所を動いて無意識的にして行くという練習が必要だと思った。身体は反応も速く、力も強いので、身体の方が優秀なのがわかった。無意識的にできることを増やすことで良い行動が速く、強くできると分かった(「意識」から「無意識下」へ。「体に入れる」とも言いますね。バーチャルなことよりも、無意識にできることを増やすとで人間のレベルも上がりますねby福山)
今回の座学は、ちょっと失敗だったかな❓と思っていましたが、
みんなきちんと感じ、考えてくれていてホッとしました~
次回11月は「座学」の中心人物の えいと の定期テストの関係で、第2週の13日(水)19:30~になります。
もし良ければ、えいと と一緒にいろいろと考えたり、実験したり、ディスカッションしたりしに来てね~
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!