1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
毎月1回、「チーム育心塾」というコースでは、座学の時間を設けています
「チーム育心塾」とは、子どもたちのクライミングへの取り組みを、「登る」こと以外の、もっと総合的な人間育成へと繋げていくことを目指したコースですが、現在、このコースで学んでくれているのは えいと 独りです。。。
この「座学」の時間は、「生きる」ということについて、従来の教育とはちょっと違った切り口での学びを提供したいと思って始めたもので、一方的な講義形式ではなく、ディスカッションあり実験ありの、ちょっぴり楽しい学びを経験してもらう時間として、クライミングのレッスン後に 30分程度で行うようにしているのですが、えいと 独りでは寂しいので、同じレッスンを受ける仲間に声掛けしてみたところ、今はこの座学仲間が4人になりました
昨日のテーマは「私たちの身体にすでに備わっている強さと力」
たった一つの受精卵がひとりでに分裂し、様々なパーツに分かれ、37兆個の細胞によって成り立つ身体を持つに至った私たちは、神秘の力によって「生かされている」稀有の存在です。
そして、私たちの身体は、意識よりも先に危険などを察知して無意識下で動き出している。言い換えれば、身体は「意識」に従属しているのではなく、別次元で「答え」を持って勝手に動いている存在であるとも言えます。
今日は、私たちの意思や意識と関係なく、身体が勝手に強くなったり弱くなったりすることを、わが師 宇城先生が編み出した 実験検証を通して体感してみました
はじめに「姿勢」による身体の強さの違い。
背筋が通って肩が落ち、胸が開いた”良い姿勢”とされている「正座」と、背中が丸まり、肩が上がった「体育座り」。
それぞれの座り方をしている時に、背中などをちょっと押してみます。すると、「正座」の時はみんなが「あっ」と声を上げるほどはっきりと、身体に軸が出来て押されても揺らがず、強くなっていました。
逆に「体育座り」はぐやぐにゃ(笑) でした。
この「姿勢」はクライミングフォームにとっても重要ですね
次に「挨拶」の仕方で調べてみました。
「挨拶はきちんとしなさい」と良く言われると思いますが、なぜでしょう
この実験では、きちんとした挨拶をした場合と、挨拶がない場合で2種類の実験をしました。
1種類目は「姿勢」と同様に挨拶をした人の背中をそっと押してみて、揺らぎがあるか、ないかを調べる方法。
2種類目は、「挨拶」をする役の人が、3人が縦に連なった列の先頭の人に、何もしなかった場合と きちんとした挨拶をした場合で、列を押せるかどうかを調べました。
何もしなかった場合は、列を押そうとしても 先頭の人がわずかに動いただけだったけれど、きちんとした挨拶をした後では、3人を貫通するような力が出て、3人とも「おーっ」と言う具合に列ごと後ろに下がって行きました。
自分の身体が強くなるだけでなく、力も出てくることが分かりましたね 不思議ですね。
私たち人間の身体には、貴重な力が宿っている。それを引き出すのも、蓋をして使えなくしてしまうのも自分次第、なのですね
参加した 子どもたちのQへの回答&感想です
1)強さや力が発揮できている時はどんな時❓逆に蓋をしてしまうのはどんな時❓
2)今日の感想
1)(強さや力が発揮できるのは)体に しん ができている時で、その しん を「作ろう」と思っていない時。
れいぎ、正座などは、テキトーにやっておけばいいと思っていると強さに蓋をしてしまう。
(↑良いことに気付きました何ごとも真剣に行うと強くなる。そして「作ろう」とせず、自然体で
その状態になっていることが大事なのですよね。それが「身に付く」ということですね。by福山)
2)僕は今まで登る前のあいさつをしんけんにやっていなかったけれど、やる意味が今日分かったので
次からは真剣に取り組みたいです。
学校でもあいさつなどをおこたらずにやっていきたいです。
(↑意味を理解してやるのと言われたからやるのとでは、
自分にとっての意義は雲泥の差となりますねby福山)
1)相手に悪いたいどをとっているとふたをしてしまっている
(↑その通りですね相手に対する態度は自分に跳ね返りますから。by福山)
2)あいさつをちゃんとすれば、力が強くなるし相手もいい気分になるなら、
学校内では少なくともあいさつをしようと思った。
(↑礼節は大切ですね学校内だけではなく、いつも心がけると良いんじゃない❓by福山)
1)ぼくはこの力がはっきできるのはたぶんいいことをしたときだと思った。
(↑そうですね「いいこと」とは、心が明るく暖かく、前向きになるようなこと、だよねby福山)
2)今日は礼のことや自分がどのようなじょうたいで強くなるのかがよく分かった。
だからこそ これからはどんなたいどで生活をしていくかを みなおしたい。
(↑良いことに気付きました日常に考えが繋がったのがGoodです
日々の心がけが自分を創りますからねby福山)
1)学校にいるとき 不安事などがあるとき (←❓)
2)こう思うと、身体の力をうばうようそが 学校にはたくさんあるのだと思った。
ながされないように、自分の考えをこういった座学でやったことを意識していかなければいけないと思った
(↑学校教育にかかわる深遠な問題指摘でしょうか❓
でも、大勢に流されないような自分の軸を持つことはとても大切ですby福山)
心が前向きになるような姿勢が「良い姿勢」ですし、礼儀をしっかりすることは心を大切にすることの証でもありますね。
座学でやったことが、みんなの日常生活の在り方に繋がったのが嬉しいです
今日の感想を、日々の場でしっかり実践してくださいね
芯のある揺らがない身体は、軸のあるゆらがない心を創るかと思います。そういう人はきっと、大きな力を出して行けるんだな~
※11月15日に、一部加筆修正しました。
1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!