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横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
3月の育心塾は、春休み中の26日に「身体の呼吸①~筋トレすると弱くなる⁉」というテーマで行いました。
参加者は、ケンタ(小6)、タイシン(中2)、えいと(中2)。
たつみ(中2)も参加予定でしたが、急に暑くなったこの日、サッカー部の練習で熱中症気味になり
急遽お休みとなってしまいましたが、次の4月2週目のレッスン時に振り替え受講をしてくれました
今や筋トレは、強くなりたいのであれば、当然の常識となりましたが、
本当に筋トレは、私たちを強くしてくれるのでしょうか❓
というわけで、以下の検証を行いました。
被検者は腕立てと腹筋を2~3回した後、前に出した腕を第3者に上から押さえてもらい、
その抵抗力の強さで身体の強さを測ります。
検証の結果をプリントに記入しながら3人交代で行いましたが、ほとんどの子が「弱くなる」と回答
筋トレは、負荷をかけた部位は超回復によって筋肉が肥大して強くなるのでしょう。
でも筋トレ直後は腑抜けとなって、全身の強さが損なわれることが分かりました
なぜでしょう❓
本来、身体を構成している37兆個の細胞は、お互いが調和しながら協働しています。
しかし、腕なら腕、足なら足、というように身体の各「部分」だけを強くする筋トレは、
もともと生命体として統一されている身体を分断してしまうのです。
つまり、全体が一つの生命体として整っている身体を、わざわざ壊してしまうのです。
このように部分化された身体は呼吸の流れが止まっていますから、
身体全体から生まれる力は発揮できず、生命体としては弱くなっていることになります。
従って「心」も強くはならず、呼吸が止まった状態ですから怪我もしやすくなります。
ここで「弱くなってしまった」子どもたち
復活するにはどうしたら良いかを問いました。今までの復習です。
みんな、正しい礼での挨拶をしたり、具合の悪い(役の)人に寄り添い、声を掛けたりして、
強さを取り戻していました
子どもたちの感想です。
筋トレすると弱くなるとわかりました。筋肉は体を動かす方法の一つで、原動力は心ということを忘れないようにしたい。(➡そうですね
原動力は心です
そして他者を思いやる心が一番強い
by福山)
筋トレをして何でダメかが分かった。これからはクライミングをして体を強く作っていきたい。今自分は何をしていてなにをするのかを頭の中でりかいしてクライミングにとりくみたい。(➡部分にならないように、身体全体でとらえること
そして「体」だけでなく「心」もね
体と心はセットなのです。by福山)
筋トレをしたら、体はつよくなるけど、心やメンタル、それらは全くえいきょうしないことがわかった。だからこまっているや、大変そうな人を見かけたらたすけようと思った(➡筋トレで強くなるのは体の「一部分」で体全体ではないのです。それが問題。筋トレして筋肉ムキムキの体になっても心は強くはならない。困っている人に寄り添う「心あり」の行動が私たちを強くするんだね
by福山)
今まで、腕立てが本当にできないことに「-」なイメージを自分で思っていたが、今回の事を通して、気にならなくなった。「呼吸を止めない」これはスポーツだけでなく日常生活でも活躍できる能力だと思う。なのでクライミングやサッカーなどのスポーツを通してその能力を身に付けていきたい。(➡そうですね
スポーツを通して呼吸を止めない能力を身に付けるためには「生き様」が大切なのだと思う。クライミングを「クライミング道」に、サッカーを「サッカー道」に
ね
by福山)
参考文献『身体に気を流す 宇城式呼吸法』宇城道塾事務局編/宇城憲治監修
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!