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2023.02.23

たった一人の「チーム」の活動

とうとう、チームメンバーは えいと独りになってしまいました

でも、えいととお母様は、

「しばらくは独りでも、覚悟を決めて続けたい」と言ってくださいました。

ありがとうございます

 

チームは、「クライミングを楽しむ」ことだけでなく、

「クライミングの総合的な実力」と「根幹となる人間力」を、

クライミングの活動を通じて、出来得る限り伸ばして行くことが、主たる目的です。

この2つは車の両輪。

登る力だけを伸ばしても、将来的には役立ちません。

 

今、大人になったり大学生になったFCCの元チームメンバーの中で、

クライミング関連の職業についたり、選手になったり、アルバイトをしている子の割合が

とても多いことを知りました

芸は身を助く。

クライミングが大好きで、本気で関わりたい子どもたちにとっては

そういう現実的な面だけを見てみても、

しっかりとしたクライミング技術と信用されうる人格と、そして人間としての基本を、

高校生までの間にうちのクラブで身に付けておいてあげることは、

とても重要な役目なのだな、と思うようになりました。

 

もし仮に、クライミングに関係のない職業に就いたとしても、

クライミングに本気で取り組んだことが、将来に役立つようにサポートしてあげたい

 

チームの子どもたちは、

クライミングの力量アップの場として、

1ヶ月に6時間の「レベルアップレッスン」と月1回の「アウトドアレッスン」、

主体的に活動する訓練の場としての「練習会」、

そして、どのように生きるべきかを問う「座学」の時間で、

人間性を高めて行くことを目指しています。

 

独りしかいない場合に困るのは「練習会」と「座学」ですが、

幸いえいとは「ビッグロックスクール」の居残りレッスンに参加しているので、

当面はその時間で主体性を発揮する「練習会」の訓練を積むことにしました。

そして「座学」は、第3土曜日15時~、

その前の13時~のレベルアップレッスンに参加した後に受けることにしました

 

前回の座学は、「子どもにできて大人にできないこと」というテーマで。

子どもたちには、大人が失ってしまった凄い能力があるのです。

そのことの実証実験を記録したDVDをえいととお母様に観てもらいました。

DVDを観ながら、えいとは「その力が自分にはまだ残っているかな❓」と、

とても心配になったようで、観終わってすぐに「実験してみたい」と言うので、

早速実験してみました。

 

その結果、まだ子どもの力が残っていることが分かって、

えいとはとても安心すると同時に、

「この力を失わないようにしたい」と感想に書いてくれました

 

今、日本はとても荒んで来ていると感じています。

それは教育が比較競争を重視して来たために、

その教育を受けて来た私たちが、深層無意識で対立構造の心身となってしまっていることが

大きく関係していると思われます。

 

対立の無い、調和の心身を持った子どもたち。

その人間性を壊すことなく、大きく育てなければなりません。

 

本当の「強さ」とは❓

本当の「優しさ」とは❓

一見、どんなに優しくても、いざという時に逃げてしまったら、「優しい人」と言えるでしょうか❓

 

こういうことを突き詰めて、そして日々の生活で実践する。

それが「心」をつくり、人間性を育てるのだと思います。

チームの子には、そこを目指してほしい。

そうすれば、自然とクライミングも強くなり、勉強も仕事も出来るようになって行くと思います。

 

私たちは誰もが、地球から授かった神秘な生命体としての存在です。

そのことに思い至れば、自分に自信が持てるようになる。

感謝の念が出て来る。

そのことが、幸せに生きることにつながり、力が湧いて来ます。

 

えいとは最近、見違えるほど良いクライミングをするようになって来ましたよ

 

 

 

 

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