今までの「チームFCC」は、「チーム育心塾」として生まれ変わり、

たった一人のメンバーであるえいとと共に活動を継続しています。

活動の内容は、現在のところはビッグロックスクールでの「ジュニアクラブ」の時間を

合同練習会としての主体的な活動に充て、

座学はレベルアップレッスンの前後に約1時間くらいを使って、

日本の伝統的な心身の捉え方を学び、さらにその学びを「人生哲学」へと発展させて、私も一緒に考えています。

3月は『身体の呼吸』と題して、一般的な生命維持の呼吸法ではない「身体の呼吸」とその呼吸法について、

4月は『統一体と部分体』というテーマで、生まれ持った自然の姿である「統一体」の凄さを、

伝統武術の実践哲学「宇城空手」の考えから学びました。

私たちが生まれながらに持っていた「自然体」は、

今主流の筋力主体のあり方からすると、信じられない凄さを発揮します。

小さい頃は、私たちはみんな「自然体」でした。

今も、小さい子どもたちはその信じがたい力を発揮できてできているのに、大人になると全員出来なくなる。

大人になるとなぜそれがなくなってしまうのか。

それをなくさないように大人になるためにはどうすればよいのか、それを一緒に考えました。

難しいテーマですが、既に1年以上、真面目にこの学びに参加してれているえいとは、

意外と核心を理解してくれているようです

以前、ミズくんが感想に書いていましたが、

同じテーマを少しずつ角度を変えて、繰り返し伝えているので、段々と理解が深まっているのだと思います

私たち一人一人が、この地球から「生かされている」ことをしっかり認識して本当の意味で謙虚になれば、

素晴らしい社会を作ることが出来るでしょうし、みんなが幸せになれるかと思います。

「自分、自分」というあり方は競争や対立を生みます。

自然の中で、クライミングというアクティビティーを学んでいるFCCの子どもたちには、

大きな心の器を作り、仲間同士が仲良く協働して活動してほしいのです。

そして、その生き方を社会に広めて行ってほしい

そのための「チーム育心塾」です。