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横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
先日の中級アウトドア「名栗・河又」でのこと。
昼休みにアクシデントがありました。
このエリアには鍾乳洞があり、子どもたちは毎回、昼休みの洞窟探検を楽しみにしています。
今回も昼食が終わると、そそくさとヘッドランプを頭につけ、「洞窟探検に行って来まーす」と楽しそうに出かけて行きました。
最初の2~3回は私もついて行ったのですが、観光で来る人もいる場所であるし、毎回のことだし、特に危険な個所もなかったな、と思い子どもたちだけで行かせました。
しばらくして、ミナミちゃんが頭を押さえて一人戻って来ました。
お父さんが頭を調べると、1センチくらいの傷があり、パックリと切れてしまっています。
既に止まっていましたが、出血も結構ありました。
彼女の話によると、洞窟内を先に歩いていた子が誤って足元の石を落とし、それがミナミちゃんの頭に当たったということ。。。
自然の中での活動は、「もし」を常に考えて行動する必要があります。
今回の問題点は2点あったと考えます。
1つには、暗い洞窟内に入るにあたっては、やはり何が起こるか分からないのだから、「もし」を考えてヘルメットを全員着用させるべきであった、という私の落ち度。
もう1つは、先を歩いている者は「もし」ここで石を落としたらどうなるか、を想像し、「石を絶対に落とさないように歩く」ことに十分配慮しなければならない、ということ。
私の不注意に関しましては心よりお詫びいたしますとともに、「慣れ」から来る安全認識の怠りがないよう、心して行きたいと思います。
後者に関しましては、自然の中で遊ぶ機会の少ない現代っ子の身体感覚をどう鍛えて行くか、という問題にもつながっていく重要課題ですね。
大事に至らず良かったですが、ミナミちゃんは目標だった「大五郎」11aのトライをしないまま、お父さんと一緒に早退して下山し、地元の病院へ。
頭の傷はホチキスでパチッと止めたそうです。
ミナミちゃんによると、「ホチキスが一番痛かった」とのこと。
今回のアクシデントとは別に、ヘルメットと「河又」での落石関連でもう一つ。
「河又」では最近落石が増えている、との報告が最近のJFAのホームページにも載りましたが、私たちがいるときにも荷物を置いているところに石が落ちてきました。
このエリアの上部は自然石も多く、カモシカが通ったりする時にも落石があるようです。
また、「河又」のエリア自体、岩が以前より脆くなってきている印象もあります。
上部からの落石の危険度が高くなる、となると、今後のエリア利用自体を考えてしまいますが。。。
今後、もし行くときはヘルメットは必携であり、休憩場所は岩が上部に覆いかぶさっていないところにするか、さもなければヘルメットは常に被っている必要がありそうです。
自然相手の活動は、頭で考えることよりも、身体感覚を敏感にして「もし」の可能性を探り、危険回避を心がけなければなりませんね。
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