1度でもクライミング経験の
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横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
素晴らしいお天気に恵まれて1月とは思えない暖かさの中、1月の「初中級アウトドア@湯河原・幕岩」は無事終了しました
今日の参加者は、ケンタ(小6)とえいと(中2)のアウトドア大好き少年の2人
充実した一日を過ごしてね
朝の集合時に、ちょっとしたハプニングが・・・
近頃、アウトドアレッスンには単独参加をしている えいと からメールがあって、「寝過ごして熱海まで行ってしまいました。湯河原から歩いて行きます。走って行きますが多分11時近くになると思われるので先にやっていてください。申し訳ございません」とのこと。
幕岩のある幕山公園まではバスが出ているのですが、山まで来るバスは本数が少なくて 10時のバスを逃すと半日ありません。なので えいとは歩いて来ると言っているわけですが、ケンタのパパと私は、「道分かるかなぁ❓」「距離が結構あるけど大丈夫かなぁ❓」と心配すること頻りでした
そんな大人2人の心配をよそに、集合時間から約20分遅れで えいと 到着
ロープの入った重いザックを背負い、途中走ったそうですが息も切らさずに颯爽と歩いて来ました
えいと、逞しくなったね
アウトドアでは、こういう面の成長も顕著に見みられるところが良い点です。インドアだけでは、なかなか見えて来ませんから。
さて、今日のやりたいルートの希望などを聞いて、今日の活動の場「桃源郷」エリアへGO
岩場はこの時期には珍しく、とても空いていました。
2人とも「いんちきするな」5.8でアップして、えいとの今日の目標ルート「夕暮れ時」へ。
先ずはえいとがマスタースタイルで登り、ケンタがフォローで登ります。
ケンタは前回の幕岩レッスンで、「いんちきするな」や「シルクロード」5.7など、この面にあるルートは全て登ってしまいましたから、本当に「アップ」という感じで、スラスラと淀みなく登っていました
トップロープと違って フォローとは、1回だけトップロープ状態で登るというスタイルで、残置にかかる負荷も少ない事から、特に終了点を作らなくてもOKという不文律があります。
なので、今回のような場合は終了点にケンタ用のロープを直接掛けても良かったのですが、えいと が、「あ、終了点、ヌンチャクで作っちゃった 裏を回って回収してきます」と言うので、本人の申し出通り、一緒に岩の上に出る道を回って、終了点に掛けたヌンチャクを回収しに行きました。
えいと にとっては、初体験だったね
⇓ スルスルと登っちゃう岩が大好きなケンタ ⇓ 終了点の回収~
次に、「お昼前に一便出しちゃうか」ということになって、えいとが目標ルートの「夕暮れ時」10bにヌンチャクを掛けに出ました。
10bがついているこのルートですが、以前は土があったところがある時、土が流れてしまって、ルートが長くなっちゃった。そしてその部分がとても難しくなったのです。
エイトにとっては、ルート下部のクリップも悪く、失敗したらグランドするんじゃないか❓という恐怖心の中を善戦して、2テンでトップアウト出来ました
私がビレイしてしまっているので、えいとのクライミングシーンの写真を撮るのを、すっかり忘れてしまいました
後でケンタパパにお願いすれば良かったな~、と反省しましたが・・・ えいと、(。-人-。) ゴメンネ
やる気満々のケンタ。
ケンタは前回 このルートをトップロープでやりたかったのだけれど、時間切れになってしまって諦めてもらったので、今日は是非、チャレンジしてください
⇓ 登りだす前には、必ずお互いにチェックしよう ⇓ いざ出発
⇓ ところが出だしが激ムズ いろいろとやり方を変えて・・・
⇓ 下部を突破 ⇓ そして、見事にトップアウト
諦めなかったね この粘り強く試行錯誤する力は大事だよ えいと も長い事ビレイをありがとう
お昼をはさんで
午後は えいと の本気トライから
1本目のマスタースタイルが良い感じだったので、出来ればレッドポイントを狙いたい えいと でしたが、足に全く乗れなくなっちゃった
手の保持も安定せず・・・
良いお天気で岩が温まっていたことや、クライミングシューズを変えたので、シューズとの相性もあるのかも知れません。
よくある事ではあるのですが、これが初体験のえいとは、「何で出来なくなっちゃったんだよ~」と悔しがること頻り。
気持ちは良く分かるよ~
でも 気持ちを良く収めて、諦めずにトップアウトしました
こういう経験は、絶対に将来に活きると思う 今日はこの点にも、えいと の成長を感じたよ
さて、次はケンタの番。
ケンタは「次は『アボリジニ』10aにチャレンジしたい」
隣のルートなので、同じ支点でトップロープでのチャレンジが出来ます。
ただ、落ちると振られるので、「アボリジニ」のラインに沿うように振られ止めを掛けてきました。
⇓ この辺りからが難しい。 ⇓ 「どうすんの❓」手も足も分からない・・・
⇓ 左に行ってみたり、右に行ってみたり。 ⇓ 悩みながらも何とか切り抜けて、トップアウト
「アボリジニ」は、今のインドアクライミングにはなかなか無いタイプのルートです。
甘いスタンスにバランスで乗り込んで行かなくてはなりません。
だからこそ、子どもたちには登っておいてもらいたい1本でもあります。
今日、ケンタは初体験のルートを2本チャレンジしましたが、どれも途中で投げ出すことなく登りきりました。
えいとも状況の変化に戸惑いながらも、やはり途中で投げ出すことなく、最後まで登りきりました。
この、「途中で投げ出さない」心がけは、これからの人生で非常に重要かと思います。
アウトドアでのクライミングは、こういう心を培って行ってくれる。
だからこそ、子どもたちには継続してアウトドアに出てほしいと思うのです。
今日のクライミングタイムは終了です。
早くリードクライミングを勉強したくてウズウズしているケンタに、ロープを畳んでもらいました
そして えいと は自発的に、自分がつけたスタンスのティックマークのチョーク跡を念入りにブラシで消していました
そう、「立つ鳥跡を濁さず」です。岩や岩場ははなるべく、元の形に復元して帰りたいものですね
こういうマナーも、しっかりと身に付いてきました
⇓ ロープを畳むケンタ ⇓ 2人で記念撮影
子どもたちの成長が感じられた今日のアウトドアでした
ご協力下さったケンタパパ、ありがとうございました
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!