今年の競技対応クラスの第1回目が、Pump2KAWASAKIにて本日無事終了しました。

参加者は、りおちゃん(小3）、あおいちゃん（小4）、イッシー(中1）、れんくん(中1）の4人。

初めに座学で、子どもたちの人生においての競技クライミングの位置づけと注意点について。

これは、ご家庭の大会参加の方針にも関することなので、

主として保護者の方への私の考え方としてお伝えしました。

その後、親子で話し合いながら、今年「本気」で取り組む大会をピックアップ。

複数ある人はその中でも優先順位を決めて、

絞り込んだ大会に対して、十分な練習を積んで臨むべきこと、

そして、順位のつく競争原理を有した競技への過剰な参加は、

子どもたちの深層心理に影響を及ぼし、人格形成において注意をすべきであることを確認しました。

その後、クライミング実技に移り、ルートにおける今の自分の現状を知るための「レベルチェック」を。

自分の限界グレードへの対応と、持久力の状況を調べ、グラフ化してもらい自己評価。

小学生の子どもたちには、主にトライをするときの気持ちの重要性を理解してもらいました。

最後に、持久力やパワーアップのクライミングでのトレーニング方法を紹介し、

自己評価をもとに、3月までの練習内容を考えてもらいました。

小学生の子どもたちはまだトレーニングは早いので、身体への負担が軽く、

技術練習に適した内容のものを紹介して、それを自分の自主練習に組み込むようにしました。

みんな自分と、そして自分の課題としっかり向き合えていたように思います。

ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。