18日、19日と急遽予定を変更してお休みを頂き、セミナーの合宿に参加して参りました。

急な変更にご理解を頂き、ありがとうございました。

 

今回参加したセミナーについて、少し説明をさせて頂こうと思います。

約10年ほど前から、「道塾」というセミナーに参加させて頂いております。

これは、創心館空手道範士九段、全剣連居合道教士七段の宇城憲治先生の主催するセミナーで、

日本の伝統的な武術を継承している宇城先生が、武術をしない人に向けて、

今の常識にはない人間の潜在能力の凄さを知り、人間修養と「道」の追求、

困難を乗り越える力、他者と調和する力の獲得などを通じて人間力を高めて行こうとする塾です。

 

この「道塾」により、かなりの意識改革をさせて頂きましたが、

更なる武術の本質を身体で分かり、かつ身に付けたいと思い、

「実践塾」に入塾願いを出し、許されて昨年6月から通い始めました。

月に1回、日曜日にご迷惑をかけているのはそのためです。

「実践塾」は空手の他に居合道を融合させた「宇城空手」を生涯の修行武術と定め、

日本伝統の「武術」とその実践哲学を生き方にまで昇華させて、

「道」を極める修行と捉えて稽古をして行くための場ですが、実に深遠な真理を学ばせて頂いております。

 

今回の合宿は、11月の「審査」の対象者となってはじめて参加が許される合宿でしたが、

入門してから3年間は基本的に対象とはならないと伺って、そのつもりで「スケジュール」を組んでおりました。

ところが10月中旬にに審査対象となっている旨、そしてなるべく合宿にご参加いただきたいとの連絡があり、

少し迷ったのですが、更なる深さを学ぶ機会と思い、合宿に参加させて頂きました。

 

会員の皆様には、いろいろとご迷惑をお掛け致しました。

深くお詫び申し上げます。

 

今回合宿に参加して、武術稽古による身体性の開発の他、

今の常識にはないけれども、かつての日本人が近しく接していた「気」の威力の凄さと、

その「気」を取り込んで身体に通すためには、真っ直ぐでひたすらな心、

そして素直さや謙虚さが大事であること、

反対にそれを阻むものが「我欲」であることなど、

武術にとどまることの無い、普遍的な本質を学ばせて頂きました。

 

そしてこれは、自分のクライミング技術にも反映されると思いますし、

さらには、子どもたちへの指導にも色濃く反映させて行きたいと念じております。

 

ご理解を賜り、ありがとうございました。

 

セミナーの具体的な内容は発信してはいけないことになっておりますが、

既に「どう出版」が発信している海外セミナーと実践塾の様子がありますので、添付しておきます。
常識では信じられないことが起こっています。

興味のある方はご覧ください。

 

宇城空手シアトルセミナー

「なぜ、打ち込んでもスカをくらうのか」ー宇城空手の本質