本日、Pump2 Kawasaki にて、１月の育心塾座学は無事終了しました

 

題して「身体は『何が正しいか』を知っている②～心身一如～」

私たちの”意識”では認識されないけれども、心の状態によって身体はしっかり変化をしていることを

2人1組になって背中を軽く押した時の身体の揺らぎの有無で検証しました

強い時は身体に芯が通って、押してもグラグラしなくなるのです

以下の５つの１シチュエーションに沿って実験検証をしてみて、その結果をプリントに書き込みながら進めました

①嘘をつくと❓

②答えが分からない時は❓

③「やった」とガッツポーズをとった時は❓

④ポケットに手を入れるなど、横着な態度の時は❓

⑤「やったるで～」「よっしゃ」などと気合いを入れた時は❓

 

子どもたちは楽しそうに検証していましたが、

嘘をついたり、奢ったり横着な態度をとったりすると身体には芯がなくなり弱くなり、

正直になったり謙虚になったり礼儀正しくしたりすると、身体に芯が出来て強くなることが身をもって分かり、

「心と体は切り離すことができない一体のもの」という「心身一如」の意味が良く理解出来たようでした

 

最後に以下の通り、身体が強くなる時の「まとめ」と 今日の感想を提出してもらいました

 

【身体が強くなる時の「まとめ」】

（身体が強くなるのは）自分が正しい事をしていると思っている時だと思う。正直になることや態度はその例だろう。他にも気合いを入れるのは逆効果だった。前までは正しい事をして「すごい」と自分で思っていたが、それもダメだった。これからは「勝っておごらず・・・」というのを大切にして生きて行きたい。（とても良いことに気付きました！気合いを入れるよりも、謙虚な心が強さを生む。「勝って奢らず負けて腐らず」の心を大切に生きて行きたいと思ってくれたのは、とても嬉しいです！大事なことですね！by福山）

いきなり全てをできると思ってやらずに、一つ一つ丁寧に実行したい。また言葉遣いもいかしていきたい。（先ずは具体的に、何を実行しようかな？by福山）

身体が強くなるのは正しいことをしているとき。（その通り！やましいことをせず、「正しい」と思うことをするようにしたいですね！by福山）

（身体が強くなる時は）正直な心⇒有言実行。心が強くなって自分に自信が持てる。（正直に、言ったことを行動に移すことで心が強くなり、それが自信につながる。その通りです！理解が深まっていると思います！by福山）

（身体が強くなるのは）自分にうそをついていない時や、誠実なとき。（その通り！端的にまとめられています！自分にうそをつかず、誠実に生きよう‼‼by福山）

 

【全体の感想】

プレッシャーを感じた時に私は、基本的に大丈夫だやれる、などと考えていた。しかし、今回のことを受けて、「それが自分へのプレッシャーになるかも」と考えるようになった。今まで、調子に乗っているつもりはなかったが、心の奥でそう思っていたのかもしれない。今回のことをふまえて勉強やスポーツに応用していきたい。（自然体でやることが、とても重要ですよね！自然体になれないのは確かに、そのつもりはなくても心の深いところで奢りがあることが原因なのかも知れないね。とても深いところに思い至りました！自分の心を厳しく見つめて、奢りのない謙虚さを求めると、とてつもなく強くなれるのかもしれませんね！by福山）

今日からどう生活して行くか、人と接するうえで大切なものがわかった。人としてれいぎを知り人間関係をより深めていきたい。（礼節を知る人は強い！大事だね。「親しき中にも礼儀あり」とも言いますから、親しい仲間に対しても、礼儀を大事にしようね！(^_-)-☆by福山）

こんどから身体が よわくなることは あまりやらないようにしたい。（そうだね。弱くなることが分かれば、そういうことはしたくなくなる！これに気付くことが大事です！あとは実行！だね。by福山）

今だと考え方的には 心は心、体は体、頭は頭といった部分で考えてしまっているが、心と身は一つであり、連動しているものであった。生活で正直な気持ちと調子に乗らないようにしたい。（心身まるごと一つが自分、という捉え方はとても大事だと思います！「心あり」の行動に繋がるから。そして、この「心あり」が強さを生むからです。この気付きを大切にね！by福山）

だれにたいしても けんきょでいることは、気づかぬうちに自分を強くしているということが分かった。

（とても大事な気付きです！誰に対しても、そして何に対しても謙虚さを忘れずに！結果、その心がけが自分を強くしてくれるのですよね！逆に強くなるために謙虚さを装うと、弱くなるのです。by福山）

 

みんな、とても深く掘り下げて、今日の内容を理解しようとしていたことが嬉しいです

一人一人が深さを知り、強くなる　

FCCは、そんな子どもたちを応援したい