1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
子どもたちがクライミングを習うに当たっては、
より良く生きるために必要なことを普段の生活で気を付けて人間性を向上させ、
それをクライミングの上達に繋げて行けると素晴らしいなと思い、
月に一度、試験的に行っているのが「育心塾」の座学の時間です。
これは私自身が、稀代の武術家である宇城憲治先生について学ばせて頂いていることの一端を子どもたちにも伝えて、人生に、そしてクライミングに真剣に向き合って、共に向上して行くための方法を模索する手段としています。
1月は『「心あり」と「心なし」~心の在り方で変わる身体の強さ~』というテーマで、
宇城先生考案の検証実験をしながら、本人も気が付かないうちに、心の在り方次第で無意識下で変化している身体の違いを実感しました。
参加してくれたのは、ハルト(小5)、ケンタ(小6)、タイシン(中2)、えいと(中2)の4人
いつも参加してれている たつみ(中2)は、テスト準備でお休みでした。
今日の検証実験は2つ。
1つ目は、落とし物をした人に落としたものを拾って届ける時、「拾って」と言われて拾うのと、
気付いたらすぐに「届けてあげよう」という気持ちで自分から行動を起こすのとでは、
身体の芯の強さが全く違うということでした。
前者は抑えられると弱く、すぐに起き上がれなかったけれど、
後者は抑えられてもパッと跳ねのけて、起き上げることが出来ました
ただ、この検証実験の時には、検証の仕方を最初にきちんと確認しなかったのと、
座学を行っていたラウンジがいろいろと騒がしくて集中を欠いたこともあり、
参加者の子どもたちは、あまり強く実感出来なかったようでしたが
2つ目は、具合の悪そうな人が道端にうずくまっていると仮定して、
見てみぬふりで通り過ぎる「心なし」の行動と、
「どうしたんですか?」と気遣って声を掛ける「心あり」行動をとった場合。
それぞれの行動の後に、後ろから抱き上げてみます。
すると、「心なし」の行動をとった時は軽く、
「心あり」の行動をとった時はぐっと重くなっていました。
参加した子どもたちに結果をメモしてもらいましたが、全員が一致した答えでした。
仮定したシチュエーションなのに、これほどはっきりした答えが出るのだから、
実際の場合なら、どれほど違いが大きいか 恐いものです
ラウンジにはちょうど体重計が置いてあって、
子どもたちは不思議そうに、抱きかかえてみたり体重計に乗ったり
でも、体重計の重さは変わらない 不思議だね~
これは一体、何を意味しているのでしょうね おかげで更に良い実験が出来ました
このように、心の在り方ひとつで、知らず知らずのうちに身体に変化が出ている。
それがその人の人となりに表れ、人生にも影響を与えて行くかと思うと…
子どもたちの感想です
なんでいいことをしたときはおもくなるのに たいじゅうがかわんないのかがきになった。
(➡重要な疑問です。「重さ」の概念は、今の常識だけではない、ということかもね!by福山)
今日やったことが、まさに自分のやったことは、めぐりめぐって自分にかえってくるということなんだなと思った。
(➡重要な気付きですね!まさに「情けは人のためならず」の言葉通りですよね!昔の人はスゴイ‼by福山)
今日は人としてぜんいをつくしたい。でもじっさいはあまりできていないから、もっと考えてできるかぎりを出していきたい。自分のまわりをみていきたい。人としての生きかたを知れてよかった。
(➡善意を尽くす。その心がけがあるだけで、変わって行けると思います。そうだね、周りをよく見て、気付くことも大事だね!by福山)
親切からの動きと命令からの動きだと強さがかわるということがわかった。心の強さは周りからだとわからないので、いつのまにか弱くなっていそうでこわいと思った。
(➡目に見えるものだけではなく、目に見えないものを見る力、大事です。普段の心がけがいかに大切か、が分かるよね。by福山)
次回「育心塾」座学は3月26日(水)19:30~の30分です
テーマは「身体の呼吸」の予定です。
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!