1度でもクライミング経験の
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横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
現在の風潮として、「本気で取り組む」ということは「選手」になって競技をすることであり、
それ以外は「お遊び」として楽しむ、という考えが主流であるように思います。
確かに、選手となって競技に臨むためには、しっかりとした練習時間を確保して努力をし、
辛い練習にも耐えることが必要となりますから、「努力」を覚えます。
それは非常に良い点であり、ここに「本気で取り組む」姿勢が醸成されることは確かです。
しかし、競技には 相対的な比較がつきものです。
「結果は気にするな」と口では言えますが、それを徹底して実践することには、
かなりの覚悟と、外面を気にかけない心の軸が必要です。
特に低年齢の子どもたちは、その純粋さを保ったまま、先ずは「心」を育てなければなりません。
「心」を育てるためには、思考の深さが必要と思います。
周囲の大人たちは、他者との比較の無い 絶対的な価値を持ったモノサシと、
そのモノサシに対する信念を持ち、揺らぐことなく、子どもたちを導く努力をする必要があります。
ですから、本当の意味でのクライミングへの「本気での取り組み」とは、
子どもたちが自分の人間性を大きく育てるために、
どういう心がけや行動を養えば良いのかを クライミングという行為から学び取って、
それを練習の場はもちろんのこと、日常においても日々努力すること…
「クライミング」を生き方に繋げ、言わば「クライミング道」にすること、ではないでしょうか。
低年齢からの競技参加は、この部分を大きく阻害します。
その努力の目的が 他者より優位に立ち、「自分てスゴイ!」と思えることに
知らず知らず すり替わって行ってしまうからです。
そして 一見良く育っているように見えていても、
困ったことに心の深層内部を蝕まれて、思春期になって 一気に噴出するケースが実に多い。。。
20年この仕事をしているので、自分の生徒も、周りの子も…イヤと言うほど見て来ました。
そして、大好きだったクライミングをやめて行く…。
これって、幸せなことでしょうか…?
先にしっかり「心」を育てて人間力をつけていれば、中高生になって競技に参加しても
しっかりと闘って行けると思います。
いや、むしろその方が、大きく育って行けるのではないかと思う。
土台がしっかりと造られているわけですから。
ですので クライミングに「本気で取り組む」とは、
クライミングを通して、周囲に流されず、軸をもって内面を練り上げ、
しっかりとした「人間」になって行くことだと思うのです。
そして 周囲の大人は、子どもたちの「今」だけを見て儚い夢を見ることなく、
10年、20年後の長い目で子どもたちを見通し、地に足をつけて、子どもたちを守らなければなりません。
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!