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横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
10月2日にアップした当スクールブログに関して、
卒業生の唯ちゃんのお父様の羽鳥さんから感想のメールを頂きました。
羽鳥さんは 以前はスポーツライターとして、ジュニアスポーツを基軸に考察されていましたが、
スポーツライターとしての活動を停止された後も、ジュニアスポーツへの関心と考察を継続しておられています。
今回頂いたメールは、保護者としてお子様のクライミングへの関わり方をどうとらえるか![]()
についてのヒントとなるかと思い、私とのメールのやり取りをシェアさせて頂きます。
羽鳥さんからは文章の掲載および本名の掲載について、了解を頂いております。
保護者の皆様の参考になれば幸いです![]()
ご無沙汰しています。
先生のブログを時々拝見させて頂いていて、メールをしようと思いつつ、今となってしまいました。
10月2日付の「本気で取り組む」さすが、先生の基軸となる指導方法だと改めて教えられました。
オリンピック種目となってクライミングの競技性がより高まり、必然的に子供たちや親御さんたちも勝利を求め、
他者との優劣をより意識するようになったしまったと私も感じています。
(ジュニアスポーツ全般にも言えることですが)
でも、本当に大切なものは何なのか、何を軸にスポーツに取り組むことが人生の指針となるのか、
その大きなヒントが先生のブログから強く感じられました。
私自身、娘の唯が子供の頃、実力が伴わない中でクライミングコンペに参加させ、
たくさん泣かせてしまった記憶があります。
口では「結果ではない」、「自分と向き合え」と言いつつ、
どこかで唯が勝利を手にすることを求めていたのかもしれません。
そんな時、いつも唯の傍らにいて、時に優しく、時に厳しく、
唯を見守ってくださった先生の存在は大きなものでした。
唯は成長するにつれ、クライミングに「本気で取り組む」姿勢を自分で獲得して、
社会人になった今も尚、生涯スポーツとしてのクライミングを本気で楽しんでいます。
それもこれも、先生のご指導があったからこそと、今更ながら感謝の気持ちでいます。
改めて本当にありがとうございました。
余談ですが、唯に大きく影響を受けた恵美は(笑)、来週末の全日本マスターズ(ファンですが)に
昨年に続いてチャレンジします。
恵美にも先生の「本気で取り組む」姿勢を伝えて、大いに楽しんで欲しいと思っています。
益々のご活躍を陰ながらお祈りしています。先生のブログで私も勉強です!
私からの羽鳥さんへの返信です![]()
こんばんは。
ブログの感想を送って下さり、ありがとうございます。
自分の目指す方向に、時折心もとない気持ちになりますが、
頂いたメールに勇気づけられました。
ありがとうございます。
小学1年生の頃からクライミングを始めた唯ちゃんは、
あまり思い通りに登れなかった時期でもずっと、
クライミングが大好きな気持ちを維持しながら、へこたれずに本気で取り組み、
そして今も、生涯のライフワークとして本気で取り組み続けている…
私にとって、その姿は心底嬉しいものですし、
その軸がぶれない唯ちゃんの姿勢は、本当に凄いことだと思います。
そしてそれは、ご家庭の教育が大きく作用していると思います。
唯ちゃんが中学生ごろの言葉だったかと思いますが、
誰かが指を怪我してレッスンを休んだ時に、唯ちゃんが
「クライミングにとって指が大事だから、私は絶対に指を怪我しないようにいつも気を付けてるよ」と
仲間に話していたのを聞いて、その心構えに感心した覚えがあります。
しかも、物凄くノリノリの時なら分からなくもないですが、
身体が小さくて、次のホールドに届かないことが多かった彼女と、
「もうこれ以上背は伸びないのかなぁ?」と心配し合うくらい、
クライミングの成果が思うように出せなかった時期だったように思うのです。
思い通りにならないことに対しても大切に想う気持ちを捨てず、日常でも気を配ることが出来る。
その唯ちゃんの「本気」が凄いなぁ!と。
今にして思えば、その時にもっと褒めてあげればよかったです。
唯ちゃんも恵美さんも、本気で取り組む姿勢がきちんと出来ている!と思います。
だから、深さが分かる。だから、厳しさも含めた 本当の楽しさが分かる。
だからこそ、長く続けられるのだと。
全日本マスターズ、納得のいく登りが出来ますよう陰ながら応援しております!
私の運営方針の真意をしっかり受け止めてくださり、
今まさに実践してくださっている羽鳥家の皆さんに、心より感謝いたします。
その姿がどれほど励みになることか!
そして私も、学ばせて頂いております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!