1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
21日(土)、毎月第3土曜日にNOSE町田店にて開催されている
チームメンバーと練習会参加希望者との合同練習会が、無事終了しました。
今日の参加者は、えいと(小6)、はるくん(中2)、ミズくん(高2)の3人でした。
合同練習会は、午後3時~6時までの3時間行われており、
最初の30分~40分くらいが「座学」の時間、
その後は参加者たちが自由に活動内容を話し合って、みんなの総意でやることを決めています。
私は「クライミング」という活動…特にリードによるルートクライミングには、
より良く「生きる」ために必要な要素がたくさん詰まっていると考えています。
ですので、クライミング活動を自分を高めるためのツールとして捉える力が身に付けば、
クライミングを単なる「難しいルートを登るゲーム」と捉えて取り組むよりも より深い、
「生き方」に繋げて取り組むことが出来るのでは、と思うのです。
私がそうであるように…。
でもそれを、レッスンの時間内に 子どもたちや各ご家庭に心底理解してもらうのは
…なかなか困難です…
ですので、練習会での「座学」の時間を通じて、
私が分かったことを参加してくれる子どもたちに伝え、
さらにチームメンバーの子どもたちには、それを日々実践しようねと促して、
実践記録のカレンダーにチェックをしながら、日常に取り入れているところです。
今日の座学のテーマは、『「調和」の力について』。
「調和」(=仲良くする力)は、古代『十七条の憲法』以来、
日本人に連綿と受け継がれて来た「徳」の一つだと思うのですが、
敗戦後のねじ曲げられた教育や受験戦争、競争主義の教育とも相俟って、
近頃ではその重要性の認識が薄れているように思いますし、
その意識の退化が「自分さえ良ければ良い」という
「心なし」の現代日本社会にしていしまっているようにも見えます。
練習会冒頭の座学では、
うわべではなく、心から仲良くしようとするつもりでハグをすると、
横から人に押されても、身体に芯が出来て強くなり、ハグをしている人は2人とも揺るがない。
みんなで強くなれるということを、
『つよい子に育てる躾』の検証編を使って、実際にやってみましたが、
みんな、その変化の大きさに驚いていました
この検証については、次のような感想が寄せられました。
「心がけ一つであんなに変わるなんてしらなかったです。
これからは、友達と仲よくしたいと思います。」
そしてこの検証の先にある自分の行動として 今日分かったことを、
この練習会やクラスや社会集団の中でどう活かすか❓ということも、考えてみました。
この点については
「身体が(無数の細胞や常在菌などの協力で)支え合っているように…「自分だけ」じゃなく、
助けたりして生きることが大切」
「どうしても合わないなと思った人と、「合わない」じゃなくて「仲よく」という気持ちを持って
接することが大切」
「…すごく実感がわいてスッと理解できた。…皆、個人個人が自立して、しっかりと自ら行動し、
思いやりを持って行動するのは簡単なことではない。でも、皆がそれを気を付けていたら、
すごく楽しいものになると思う。楽しいだけではなく、真剣に物事に取り組んで充実した日々に
なりそうだ。Love and Peace」
仲間に命を預けるクライミング活動。
お互いを尊重し、信頼し合って、楽しく真剣に活動する
それは、人生においても然り
この練習会の場において、このことを徹底して実践し、しっかりと身に付けてもらいたいです
そして、それを学校にも持ち帰って実践すれば、学校生活も充実したものになることでしょう
クライミング活動の時間では、「ルートが登りたい」「ボルダーもやりたい」という、
いつも通りのオーダーの他に、今日はエイトから「結び替えや支点の作り方の確認をしたい」との
希望も出されました。
子どもたちだけの自立活動の場なので、
3人でお互いに組んでルートを登った後、
残り約30分でアウトドアでのロープ技術の確認とボルダーをすることに。
みんな、自分が今身に付けている技術を総動員して、お互いに仲良く楽しく真剣に、
活動出来ていたように思います
今日のルートは、本数を登ることにしました。
さて、支点構築と結び替え。「クローブヒッチ」ってどうするんだっけ~
ミズくんからは「もやい結び」の疑問も出され、はるくんがスマホで検索して
研究し合っていました
こういう発展性のある活動がされると、私も嬉しいな~
最後はボルダー
思い思いに楽しんでいましたね
中高生のはるくんとミズくんは居残りして、仲良くボルダーを楽しんでいたようでした。
はるくんはテスト前、ミズくんは翌日から学校の船舶実習の合宿だったみたいですが
大丈夫だったかな❓
でもね、「~があるからやらない、やめておく」という選択の心がけは、
行く行くは自分の能力を下げて行きます
自分で頑張る枠を縮めているわけですから。
「真剣」ということは、そんな障害も撥ね退けて実践する、ということですよね。
そこに、内面の速さや創意工夫が生まれて来て、能力も体力も上がるのだと思います。
そういう意味では、今日は2人とも頑張ったね
1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!