1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
横浜・川崎のキッズ専門クライミングスクール【フクヤマクライミングクラブ】
リードクライミングを習い始めた子どもたちへ
本気トライと腕試しのチャンスとしての、大会参加のお誘いです
毎年春に、各地方の山岳連盟が主催する公式大会が行われますが、
これは各都県の代表選手や強化選手の選考を兼ねて、年度初めに行っているものです。
FCCに来てくれている子どもたちは、神奈川や東京在住の人がほとんどだと思いますが、
両都県とも、近年は毎年4月に開催されています。
まだ要項は公表されていませんが、
毎年、ボルダリング競技とルート競技とが、それぞれ別日程で開催されています。
なお、今年の神奈川のルート競技の実施日程は、4月22日~23日辺りがアヤシイです(笑)
出場をエントリーするためには、基準が設けられており、
ルート競技の場合はリードで10cが登れること、
ボルダリング競技の場合は、確か3級が登れること、だったと思います。
ボルダリング競技については、
かつては子どもたちへの身体発育への配慮から行わなかったのですが、
国際競技の事情に合わせて行うようになりました。
さらに今は低年齢化していて、かつとても熾烈化している点、
そして競技の運営方法についても、私的には多少問題があるように感じているので、
子どもたちの場合は、先ずはルートから競技に参加したらどうか、と私は考えています。
また、近年の私個人の考えとしましては、
「競技」はクライミング活動の「本筋」に置くべきではない、
と思うようになっており、大会参加には慎重な立場を取っています。
それは、日本の伝統文化に残る、今の常識では考えられないような高度な技に触れた時、
かつての日本人が持っていた人間としてのレベルの高さと大きさを知るとともに、
今の私たちが一般的に「良い」と思わされている、「競争に勝つ」という価値観が、
私たち日本人の…そして子どもたちの能力をどれほど奪っているか、ということに、
気が付いて来たからです。
とは言え、「競技」を全面的に否定するつもりはありません。
子どもたちが、大好きなクライミングでの実力を培い、
本番で発揮するチャンスを設けるのも、また同時に大切なことです
ただその時に大事なのは、本番に向けての本気の努力を引き出すことと同時に、
相対評価に陥らないことかと思います。
前者は「深さ」に繋がり、成長を生みますが、
後者は「深さ」に至らず、対立と競争に終始して行きますから。
これらのことに注意しつつ、
自分の実力を伸ばすために大会参加を考えてみませんか❓
特にリードクライミングを習い始めている、小学校高学年以上になる子どもたち
(小学校3年生から出られるみたいですが、高学年からで十分、と私は考えています。
競技の低年齢化は、子どもたちの心身の発育には、あまり良い影響を与えないのではないかと。)
先ずは大会参加の基準を満たすために、10cをリードで登れるようにすることを頑張ってみましょう
どうしてもボルダーも出たいという人は、3級を登ることが当面の目標かな~
また、ある程度のグレードを登る子が陥りやすい傾向として、
強化選手になりたいからと、いきなり「エキスパート」でエントリーする場合がありますが、
また、それを奨励されることもあるようですが、私はお勧めいたしません。
「今」だけを見ずに将来を見据えるならば、しっかりと地に足をつけて手順を踏み、
先ずは「エキスパート」での出場条件を十二分に満たすだけの実力をつけたり、
「一般」の部で優勝したりして、文句なしの状態で次のステップに進むのが、
将来的に実力を伸ばして行ける「道」だと思いますよ
クライミングが強くなることはもちろん大事だけれど、
「人」としての強さとは何なのか、クライミングの強さとどう結びつくのか、などを、
同時に探って行けるような競技参加をしたいものですね
考えてみてね~
1度でもクライミング経験の
ある方はこちら!
当クラブの体験レッスンは通常のレッスンに参加していただきます。一度でも経験があるお子さんであれば、 どなたでもご参加いただけますので、まずはクラブの様子を見に来てみてください!